剪定1月・5月・6月・12月(全般)毎年今月

ボケ(木瓜)
Chaenomeles speciosa
別名: 木瓜 / Japanese Quince
早春から春の花物。赤・桃・白・覆輪等の品種豊富。花も実も楽しめるが慣習的に花物扱い。短果枝の管理が花付きの鍵。
今月の作業 (6月)
- やること
- 花後 (5-6月) に徒長枝を切り戻し、冬 (12-1月) に短果枝の整理。
- なぜ
- 木瓜の花芽は短果枝に付く。徒長枝を抑えて短果枝化させることで翌年の花数が増える。
- 消毒3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月(全般)月1-2回今月
- やること
- アブラムシ・赤星病・うどんこ病に注意。とくに赤星病は真柏との隔離も併用。
- なぜ
- 木瓜は赤星病の宿主交代相手。真柏と離して置場を分ける。
- 水やり通年(全般)毎日今月
- やること
- 夏は1日2回、冬は2-3日に1回。
- なぜ
- 木瓜は乾燥に強いが、花期の水切れは花持ちに直撃。
年間作業カレンダー
- 1月
- 剪定
- 水やり
- 2月
- 水やり
- 3月
- 植え替え
- 消毒
- 水やり
- 4月
- 花殻摘み
- 施肥
- 消毒
- 水やり
- 5月
- 花殻摘み
- 剪定
- 消毒
- 水やり
- 6月(今月)
- 剪定
- 消毒
- 水やり
- 7月
- 消毒
- 水やり
- 8月
- 消毒
- 水やり
- 9月
- 施肥
- 消毒
- 水やり
- 10月
- 針金掛け
- 施肥
- 消毒
- 水やり
- 11月
- 針金掛け
- 水やり
- 12月
- 剪定
- 水やり
ボケを育てているみんなの盆栽
全ての年間作業
- 植え替え3月(中旬-下旬)2-3年に1回
- やること
- 花後すぐに行う。根を1/3切り戻し、赤玉土主体の用土へ。
- なぜ
- 木瓜は強健だが、植え替えのダメージは樹勢に影響する。花期と盛夏を避けた早春が最適。
- 花殻摘み4月・5月(全般)毎年
- やること
- 花が終わったら花柄ごと取る。
- なぜ
- 種を結ばせると樹勢消耗で来年の花付きが悪化。
- 針金掛け10月・11月(全般)適宜
- やること
- 花芽形成後、樹液流動が落ち着いた秋にかける。
- なぜ
- 夏の針金は樹皮の肥大が早く食い込みやすい。秋が安全。
- 施肥4月・9月・10月(全般)月1回
- やること
- 固形油粕を中程度に。リン酸・カリ強化で花付き向上。
- なぜ
- 木瓜は肥料食いだが過剰だと徒長する。バランスが重要。
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- 害虫medium
アブラムシ
新芽・葉裏・新梢に群生して樹液を吸う。葉が萎縮・変形し、排泄物 (甘露) ですす病を併発することがある。
- 害虫high
カイガラムシ
幹・枝に白〜茶の貝殻状の付着物。樹液を吸い、放置で枝が枯死する。とくに梅・松で被害大。
- 害虫high
グンバイムシ
さつき特有。葉表が点状に白化、葉裏に黒い排泄物が点々と付く。放置で葉が落ち花付き極端に悪化。
- 害虫high
コガネムシ幼虫
樹勢が突然弱り、葉色が薄くなる。鉢を返すと白い C 字形幼虫が根を食害。
- 病害medium
うどんこ病
葉表に白い粉を吹いたような斑点が現れ、徐々に葉全体に広がる。光合成阻害で樹勢低下。
- 病害medium
赤星病
葉表に橙赤色の斑点、葉裏に毛羽状の胞子塊。真柏と Malus 系で交互寄生する宿主交代型。
- 病害low
葉斑病
葉に円形〜不整形の褐色斑点が現れ、周囲が黄変。重症化で落葉。
- 病害low
すす病
葉や枝が黒いすす状の菌で覆われる。光合成阻害で樹勢低下。


