芽摘み5月・6月(全般)毎年今月

サクラ(桜)
Prunus
別名: サクラ / Cherry
春の主役。八重・一重・枝垂れ等の品種豊富。花後すぐの剪定と短果枝管理が要点。短命と言われるが盆栽では適切管理で50年以上維持可能。
今月の作業 (6月)
- やること
- 新梢が伸び始めたら 2-3 節で芯を摘む。
- なぜ
- 節間を詰めることで翌年の短果枝が密に付く。
- 葉刈り6月(全般)毎年(健康な樹のみ)今月
- やること
- 梅雨入り前に全葉を葉柄残しで切り取る。2-3 週間で二番葉が出る。
- なぜ
- 二番葉は小さく、紅葉も鮮やかになる。樹冠内部の日照確保も。
- 注意
- 桜は弱った樹に葉刈りすると致命的。十分な肥培と樹勢が前提。
- 消毒4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月(全般)月1-2回今月
- やること
- 毛虫類(マイマイガ等)・アブラムシ・カイガラムシ・うどんこ病・すす病に注意。
- なぜ
- 桜は害虫・病害が出やすい樹種の代表。とくに毛虫類は一晩で葉を食い尽くす。
- 水やり通年(全般)毎日今月
- やること
- 夏は1日2回。花期(開花中)は花を傷めないよう株元から控えめに。
- なぜ
- 桜は水を好むが、花期の上からの水やりは花持ちを悪くする。
年間作業カレンダー
- 1月
- 針金掛け
- 水やり
- 2月
- 針金掛け
- 水やり
- 3月
- 植え替え
- 施肥
- 水やり
- 4月
- 植え替え
- 剪定
- 消毒
- 水やり
- 5月
- 剪定
- 芽摘み
- 施肥
- 消毒
- 水やり
- 6月(今月)
- 芽摘み
- 葉刈り
- 消毒
- 水やり
- 7月
- 消毒
- 水やり
- 8月
- 消毒
- 水やり
- 9月
- 施肥
- 消毒
- 水やり
- 10月
- 施肥
- 消毒
- 水やり
- 11月
- 針金掛け
- 水やり
- 12月
- 針金掛け
- 水やり
サクラを育てているみんなの盆栽
全ての年間作業
- 植え替え3月・4月(中旬-上旬)2-3年に1回
- やること
- 花後すぐに行う。根を1/3切り戻し、赤玉土主体の用土に植え替える。古い太根は腐りやすいので除去。
- なぜ
- 桜は根詰まりに弱く樹勢が一気に落ちる。花期と暑い盛夏を避けた早春が最適。
- 剪定4月・5月(全般)毎年
- やること
- 花後すぐに枝先を切り戻し、不要枝を整理。徒長枝は元から切る。
- なぜ
- 桜の花芽は短果枝に付くため、徒長枝の切り戻しで短果枝形成を促す。'桜切る馬鹿' とは大枝の話、細枝の整理は必須。
- 注意
- 太枝の切除は癒合が遅く、傷口から枝枯れ菌が侵入しやすい。やむを得ない場合は癒合剤を厚く塗布し、切口を保護する。
- 針金掛け1月・2月・11月・12月(全般)適宜
- やること
- 落葉後の休眠期にアルミ線でかける。早期に外す。
- なぜ
- 桜の樹皮は薄く食い込みやすい。休眠期で樹液流動少ない時期が安全。
- 施肥3月・5月・9月・10月(全般)月1回
- やること
- 花後の追肥(5月)と秋の元肥(9-10月)。盛夏は休ませる。
- なぜ
- 花後は消耗が大きく即追肥。秋の元肥が来春の花数を決める。
サクラを学ぶ本
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- 害虫medium
アブラムシ
新芽・葉裏・新梢に群生して樹液を吸う。葉が萎縮・変形し、排泄物 (甘露) ですす病を併発することがある。
- 害虫high
カイガラムシ
幹・枝に白〜茶の貝殻状の付着物。樹液を吸い、放置で枝が枯死する。とくに梅・松で被害大。
- 害虫high
グンバイムシ
さつき特有。葉表が点状に白化、葉裏に黒い排泄物が点々と付く。放置で葉が落ち花付き極端に悪化。
- 害虫high
コガネムシ幼虫
樹勢が突然弱り、葉色が薄くなる。鉢を返すと白い C 字形幼虫が根を食害。
- 病害medium
うどんこ病
葉表に白い粉を吹いたような斑点が現れ、徐々に葉全体に広がる。光合成阻害で樹勢低下。
- 病害low
葉斑病
葉に円形〜不整形の褐色斑点が現れ、周囲が黄変。重症化で落葉。
- 病害low
すす病
葉や枝が黒いすす状の菌で覆われる。光合成阻害で樹勢低下。


