桜の盆栽 (Prunus serrulata)
撮影: Mmrsafy (CC-BY-SA)CC-BY-SA

サクラ()

Prunus

別名: サクラ / Cherry

春の主役。八重・一重・枝垂れ等の品種豊富。花後すぐの剪定と短果枝管理が要点。短命と言われるが盆栽では適切管理で50年以上維持可能。

今月の作業 (6月)

  • 芽摘み5月・6月(全般)毎年今月
    やること
    新梢が伸び始めたら 2-3 節で芯を摘む。
    なぜ
    節間を詰めることで翌年の短果枝が密に付く。
  • 葉刈り6月(全般)毎年(健康な樹のみ)今月
    やること
    梅雨入り前に全葉を葉柄残しで切り取る。2-3 週間で二番葉が出る。
    なぜ
    二番葉は小さく、紅葉も鮮やかになる。樹冠内部の日照確保も。
    注意
    桜は弱った樹に葉刈りすると致命的。十分な肥培と樹勢が前提。
  • 消毒4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月(全般)月1-2回今月
    やること
    毛虫類(マイマイガ等)・アブラムシ・カイガラムシ・うどんこ病・すす病に注意。
    なぜ
    桜は害虫・病害が出やすい樹種の代表。とくに毛虫類は一晩で葉を食い尽くす。
  • 水やり通年(全般)毎日今月
    やること
    夏は1日2回。花期(開花中)は花を傷めないよう株元から控えめに。
    なぜ
    桜は水を好むが、花期の上からの水やりは花持ちを悪くする。

年間作業カレンダー

  1. 1
    • 針金掛け
    • 水やり
  2. 2
    • 針金掛け
    • 水やり
  3. 3
    • 植え替え
    • 施肥
    • 水やり
  4. 4
    • 植え替え
    • 剪定
    • 消毒
    • 水やり
  5. 5
    • 剪定
    • 芽摘み
    • 施肥
    • 消毒
    • 水やり
  6. 6(今月)
    • 芽摘み
    • 葉刈り
    • 消毒
    • 水やり
  7. 7
    • 消毒
    • 水やり
  8. 8
    • 消毒
    • 水やり
  9. 9
    • 施肥
    • 消毒
    • 水やり
  10. 10
    • 施肥
    • 消毒
    • 水やり
  11. 11
    • 針金掛け
    • 水やり
  12. 12
    • 針金掛け
    • 水やり

サクラを育てているみんなの盆栽

全ての年間作業

  • 植え替え3月・4月(中旬-上旬)2-3年に1回
    やること
    花後すぐに行う。根を1/3切り戻し、赤玉土主体の用土に植え替える。古い太根は腐りやすいので除去。
    なぜ
    桜は根詰まりに弱く樹勢が一気に落ちる。花期と暑い盛夏を避けた早春が最適。
  • 剪定4月・5月(全般)毎年
    やること
    花後すぐに枝先を切り戻し、不要枝を整理。徒長枝は元から切る。
    なぜ
    桜の花芽は短果枝に付くため、徒長枝の切り戻しで短果枝形成を促す。'桜切る馬鹿' とは大枝の話、細枝の整理は必須。
    注意
    太枝の切除は癒合が遅く、傷口から枝枯れ菌が侵入しやすい。やむを得ない場合は癒合剤を厚く塗布し、切口を保護する。
  • 針金掛け1月・2月・11月・12月(全般)適宜
    やること
    落葉後の休眠期にアルミ線でかける。早期に外す。
    なぜ
    桜の樹皮は薄く食い込みやすい。休眠期で樹液流動少ない時期が安全。
  • 施肥3月・5月・9月・10月(全般)月1回
    やること
    花後の追肥(5月)と秋の元肥(9-10月)。盛夏は休ませる。
    なぜ
    花後は消耗が大きく即追肥。秋の元肥が来春の花数を決める。

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