山もみじの盆栽 (Acer amoenum)
撮影: Wikimedia Commons / CC-BYCC-BY

ヤマモミジ(山もみじ)

Acer amoenum

別名: 山もみじ / もみじ / モミジ / 紅葉

新緑・紅葉・幹肌の三拍子が魅力の雑木の代表。落葉樹で休眠期と成長期の作業がはっきり分かれる。葉焼け対策が要点。

今月の作業 (6月)

  • 葉刈り6月(全般)毎年(健康な樹のみ)今月
    やること
    梅雨入り前後、全ての葉を葉柄を残してハサミで切り取る。2-3週間で二番葉が芽吹く。
    なぜ
    葉刈りで二番葉を出させると葉が小さくなり、紅葉も鮮やかになる。樹冠内部の日照確保にもなる。
    注意
    弱った樹・植え替え直後の樹には行わない。葉刈りは樹を消耗させるため、肥培管理が前提。
  • 施肥4月・5月・6月・9月・10月(全般)月1回程度今月
    やること
    固形油粕を鉢縁に置く。葉刈り前後と紅葉前(9-10月)は特に重要。
    なぜ
    葉刈り後の二番葉展開には肥料が必要。秋の施肥は紅葉の発色を高める。
  • 消毒4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月(全般)月1回程度今月
    やること
    アブラムシ・うどんこ病・カミキリムシに注意。新葉展開時はアブラムシ、梅雨はうどんこ病が出やすい。
    なぜ
    もみじは害虫病害が出やすく、特にアブラムシは新芽を吸汁して芽を萎縮させる。
  • 水やり通年(全般)毎日今月
    やること
    夏は1日2回、葉焼け防止に半日陰で管理。冬は2-3日に1回。
    なぜ
    もみじは水切れにも乾燥にも弱い。特に夏の直射日光は葉焼けを起こし紅葉が汚くなる。
    注意
    真夏の昼間の水やりは葉焼けを助長する。朝夕の涼しい時間帯に与える。

年間作業カレンダー

  1. 1
    • 剪定
    • 針金掛け
    • 水やり
  2. 2
    • 植え替え
    • 剪定
    • 針金掛け
    • 水やり
  3. 3
    • 植え替え
    • 水やり
  4. 4
    • 芽摘み
    • 施肥
    • 消毒
    • 水やり
  5. 5
    • 施肥
    • 消毒
    • 水やり
  6. 6(今月)
    • 葉刈り
    • 施肥
    • 消毒
    • 水やり
  7. 7
    • 消毒
    • 水やり
  8. 8
    • 消毒
    • 水やり
  9. 9
    • 施肥
    • 消毒
    • 水やり
  10. 10
    • 施肥
    • 消毒
    • 水やり
  11. 11
    • 剪定
    • 針金掛け
    • 水やり
  12. 12
    • 剪定
    • 針金掛け
    • 水やり

ヤマモミジを育てているみんなの盆栽

全ての年間作業

  • 植え替え2月・3月(下旬-中旬)2-3年に1回
    やること
    芽出し前に行う。根を1/3切り戻し、赤玉土主体の用土に植え替える。細根を残すように丁寧に。
    なぜ
    もみじは細根が多く、芽動き前なら回復が早い。芽が動き始めると植え替えのダメージが大きい。
  • 芽摘み4月(全般)毎年
    やること
    新芽が伸びてきたら、1-2葉残してピンセットで摘み取る。強い芽ほど深く、弱い芽は浅く。
    なぜ
    節間を詰めて葉数を増やすことで、樹冠が密に整う。放置すると枝が間延びして盆栽らしさを失う。
  • 剪定1月・2月・11月・12月(全般)毎年
    やること
    落葉後、樹形を見ながら不要枝を整理。太枝は癒合剤を必ず塗布。
    なぜ
    落葉後は樹形がよく見え、骨格作りに最適。樹液流動が少ない休眠期は切口の修復負荷も低い。
  • 針金掛け1月・2月・11月・12月(全般)適宜
    やること
    細い枝にアルミ線を巻く。1-2ヶ月で食い込み始めるため早めに外す。
    なぜ
    もみじの樹皮は薄く成長が早いため、針金跡が深く残りやすい。短期間で外すのが鉄則。
    注意
    夏場の針金掛けは樹皮が活発に肥大して食い込みが早い。冬の休眠期が安全。

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