January ・ 冬
1月睦月
掲載 11 樹種のうち、1月に作業が発生する樹種ごとに分類して表示します。 作業種別 6 種 ・ 合計 62 項目。
- 松柏
クロマツ
通年 ・ 全般夏は1日2回(朝・夕)、春秋は1日1回、冬は2-3日に1回。表土が乾いたらたっぷり与えるのが基本。
なぜ: 黒松は乾燥に強いが、鉢植えは地植えより乾きやすい。水切れは葉先が黄変するサイン。
- 松柏
ゴヨウマツ
通年 ・ 全般黒松よりやや乾燥気味に管理。表土がよく乾いてからたっぷり与える。夏でも1日2回は不要なことが多い。
なぜ: 五葉松は過湿で根腐れしやすい。乾燥地原産の本来の生育環境を再現する。
- 松柏
シンパク
通年 ・ 全般夏は1日2回、春秋は1日1回、冬は2-3日に1回。表土が乾いたらたっぷり。
なぜ: 真柏は乾燥にも過湿にも比較的耐えるが、葉先が褐変したら水切れのサイン。
- 花物
サツキ
通年 ・ 全般鹿沼土は乾燥が早いため、夏は1日2回、開花期は花を傷めないよう株元から与える。
なぜ: 鹿沼土主体の用土は黒土より乾きやすい。水切れは蕾の落下・花持ち悪化に直結する。
- 松柏
アカマツ
通年 ・ 全般夏は1日2回、春秋は1日1回、冬は2-3日に1回。
なぜ: 赤松は乾燥に比較的強いが、水切れは葉先褐変のサイン。
- 雑木
ケヤキ
通年 ・ 全般夏は1日2回。葉焼け防止に半日陰管理。冬は2-3日に1回。
なぜ: 欅の葉は薄く、夏の直射と水切れに弱い。
- 花物
ウメ
通年 ・ 全般夏は1日2回、開花期は花を傷めないよう株元から与える。
なぜ: 梅は乾燥に強いが、開花期の水切れは花持ち悪化に直結する。
- 花物
フジ
通年 ・ 全般夏は1日2回、開花期は多めに。藤は水食い。
なぜ: 藤は地植えでは大量の水を吸う旺盛な性質。鉢植えは水切れに特に注意。
- 実物
ヒメリンゴ
通年 ・ 全般夏は1日2回、実成り期は多めに。冬は2-3日に1回。
なぜ: 実成り期の水切れは実の落下を招く。
- 実物
ピラカンサ
通年 ・ 全般夏は1日2回、冬は2-3日に1回。常緑なので冬も水切れに注意。
なぜ: 常緑樹は冬も葉から蒸散するので、完全な乾燥は避ける。
- 雑木
ヤマモミジ
通年 ・ 全般夏は1日2回、葉焼け防止に半日陰で管理。冬は2-3日に1回。
なぜ: もみじは水切れにも乾燥にも弱い。特に夏の直射日光は葉焼けを起こし紅葉が汚くなる。
注意: 真夏の昼間の水やりは葉焼けを助長する。朝夕の涼しい時間帯に与える。
- 花物
サクラ
通年 ・ 全般夏は1日2回。花期(開花中)は花を傷めないよう株元から控えめに。
なぜ: 桜は水を好むが、花期の上からの水やりは花持ちを悪くする。
- 花物
ツバキ
通年 ・ 全般夏は1日2回、半日陰で管理。冬は2-3日に1回。
なぜ: 椿は直射日光に弱く、強光で葉が傷む。半日陰管理が長寿の秘訣。
- 花物
ロウバイ
通年 ・ 全般夏は1日2回、開花期は花を傷めないよう株元から。
なぜ: 蝋梅は水を好む。乾燥は花持ちと樹勢に直撃。
- 花物
ボケ
通年 ・ 全般夏は1日2回、冬は2-3日に1回。
なぜ: 木瓜は乾燥に強いが、花期の水切れは花持ちに直撃。
- 実物
カキ
通年 ・ 全般夏は1日2回、実成り期は多めに。冬は2-3日に1回。
なぜ: 実成り期の水切れは実落ち・実の色付き悪化に直結。
- 松柏
トショウ
通年 ・ 全般夏は1日2回、表土が乾いてから。冬は2-3日に1回。
なぜ: 杜松は乾燥に強いが過湿で根腐れ。水はけと乾燥タイミングを守る。
- 雑木
トウカエデ
通年 ・ 全般夏は1日2回、葉焼け防止に半日陰で管理。冬は2-3日に1回。
なぜ: 唐楓ももみじ同様に葉焼けしやすい。夏の置場が紅葉の質を決める。
- 松柏
エゾマツ
通年 ・ 通年鉢土の表面が乾いたら底から流れるまでたっぷり。
なぜ: 松柏は乾燥に強いが、極端な水切れで葉が黄化する。
- 雑木
デショウジョウ
通年 ・ 通年もみじは水を好む。表土が乾く前にたっぷり与える。
なぜ: 水切れすると葉先が縮れ、紅葉も汚くなる。
- 花物
コウバイ
通年 ・ 通年梅は水切れに弱い。表土が乾いたら底からたっぷり。
なぜ: 水切れで花芽が落ちる。
- 花物
レンギョウ
通年 ・ 通年夏は朝晩2回。水好きの樹。
なぜ: 水切れすると葉が縮れる。
- 実物
ロウヤガキ
通年 ・ 通年結実期 (6-10月) は特に水切れ厳禁。
なぜ: 水切れすると実が落ちる。
- 実物
グミ
通年 ・ 通年結実期は水切れ厳禁。
なぜ: 水切れで実が落ちる。
- 雑木
イチョウ
通年 ・ 通年夏は朝晩、水をたっぷり。
なぜ: 葉数が多く蒸散量が大きい。
- 松柏
クロマツ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般休眠期に不要枝(忌み枝・かんぬき枝・車枝)を整理し、樹姿の骨格を作る。太い枝は癒合剤を塗る。
なぜ: 成長期前に骨格を決めることで、春の樹勢が骨格作りに集中する。樹液の流動が少ない休眠期は切口の修復負荷も低い。
- 松柏
アカマツ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般休眠期に忌み枝整理。太枝は癒合剤を必ず塗布。
なぜ: 赤松は太枝の修復が遅く、休眠期の切除が傷を最小化する。
- 雑木
ケヤキ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後、不要枝と忌み枝を整理。ほうき立ちは細枝の重なりを丁寧に解く。
なぜ: 落葉後は樹形が明確に見え、繊細な枝姿の調整に最適。
- 花物
フジ
1月・7月・8月・12月 ・ 全般花後の徒長枝を 7-8 月に切り戻し、冬は短果枝の整理。
なぜ: 藤の花芽は短果枝(短い枝)に付く。徒長枝を放置すると花芽が形成されない。
注意: 冬の強剪定で来年の花芽を全て切り落とすミスがよくある。短果枝の確認を必ず行う。
- 実物
ヒメリンゴ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後に不要枝を整理。短果枝は残し、徒長枝を切る。
なぜ: 短果枝は来年の花・実の元なので保護する必要がある。
- 実物
ピラカンサ
1月・2月・6月・12月 ・ 全般花後(6月)と冬(12-2月)に不要枝を整理。
なぜ: 花後の整理で実成り枝を確保、冬の整理で樹姿を整える。
- 雑木
ヤマモミジ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後、樹形を見ながら不要枝を整理。太枝は癒合剤を必ず塗布。
なぜ: 落葉後は樹形がよく見え、骨格作りに最適。樹液流動が少ない休眠期は切口の修復負荷も低い。
- 花物
ボケ
1月・5月・6月・12月 ・ 全般花後 (5-6月) に徒長枝を切り戻し、冬 (12-1月) に短果枝の整理。
なぜ: 木瓜の花芽は短果枝に付く。徒長枝を抑えて短果枝化させることで翌年の花数が増える。
- 実物
カキ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後に不要枝を整理。短果枝は残し、徒長枝を切る。
なぜ: 短果枝は来年の花・実の元。落葉期の整理で骨格を整える。
- 雑木
トウカエデ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後に不要枝・忌み枝を整理。太枝は癒合剤塗布。
なぜ: 落葉後は樹形がよく見え、繊細な枝姿の調整に最適。
- 雑木
デショウジョウ
1月・2月・12月 ・ 全般落葉期に徒長枝を切り戻し樹形を整える。
なぜ: 展開期 (4-9月) は切り口から樹液が出るので避ける。
- 実物
ロウヤガキ
1月・2月・12月 ・ 全般落葉期に徒長枝を切り戻し、短果枝を残す。
なぜ: 老爺柿の花・実は短果枝に付く。
- 実物
グミ
1月・2月・3月・12月 ・ 全般落葉/葉が少なくなる時期に徒長枝を整理。
なぜ: 短果枝を残し樹形を整える。
- 雑木
イチョウ
1月・2月・12月 ・ 全般落葉期に徒長枝を切り戻し、短い枝筋を作る。
なぜ: 成長旺盛なので毎年の整理が必要。
- 雑木
イロハモミジ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後の休眠期に、徒長枝・忌み枝(平行枝・かんぬき枝等)を整理する。
なぜ: 葉がないので樹形が見えやすい。樹液の動きが止まっているので切り口からの樹液漏れが少ない。
- 雑木
シシガシラ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後の休眠期に枝の整理と忌み枝の処理。葉が密集する品種なので、内部の混み合った枝も間引く。
なぜ: 通風と採光を確保し、内部の枯れ込みと病害虫の発生を防ぐ。
- 雑木
ニオイカエデ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後の休眠期に枝の整理。
なぜ: 葉がないので樹形が見えやすく、樹液の動きが止まっているので切り口からの樹液漏れも少ない。
- 雑木
トネリコ
1月・2月・5月・6月・11月・12月 ・ 全般新緑期と落葉後に枝の整理。複葉の節を意識して切る。
なぜ: 節間が間延びしやすいので、こまめに切り戻して短く保つ。
- 花物
ハナミズキ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後の休眠期に枝の整理。花芽は前年枝の短枝に付く。
なぜ: 葉がない状態で樹形が見えやすく、樹液漏れも少ない時期。
- 実物
ナンテン
1月・2月・4月・5月・12月 ・ 全般幹が分枝しにくいため、伸びすぎた茎を地際から切ることで新しい茎の更新を促す。
なぜ: 南天は古い幹が硬くなり姿が崩れるため、地際剪定で若返らせる。
- 実物
ウメモドキ
1月・2月・3月・11月・12月 ・ 全般落葉後と早春に剪定。花芽 (=実になる) は前年枝の短枝に付くので、徒長枝のみ整理する。
なぜ: 花芽の場所を見極めて剪定しないと、翌年の実が大幅に減る。
- 松柏
クロマツ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般アルミ線または銅線を、枝の太さの1/3程度の番手で巻き、ゆっくり曲げて樹形を作る。半年-1年で外す。
なぜ: 黒松は枝が硬く曲がりにくいが、休眠期は樹液流動が少なく折れにくい。長期間かけ続けると食い込み跡が残る。
- 松柏
ゴヨウマツ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般樹皮が薄く傷つきやすいため、紙テープや麻紐を巻いてから針金をかける。半年程度で確認。
なぜ: 五葉松の樹皮は黒松より柔らかく、針金跡が深く残る。保護材は必須。
- 松柏
アカマツ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般アルミ線を使い、樹皮に食い込まないよう緩めに巻く。半年で確認。
なぜ: 赤松の樹皮は黒松より柔らかく傷つきやすい。
- 雑木
ケヤキ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般細い枝にアルミ線。1-2ヶ月で食い込み始めるので早めに外す。
なぜ: 欅は枝が硬化するのが早く、針金跡が残りやすい。
注意: 夏場の針金は樹皮の肥大が早く食い込みも早い。冬の休眠期推奨。
- 花物
フジ
1月・2月・12月 ・ 全般アルミ線で蔓を曲げる。藤の蔓は柔軟で曲がりやすい。
なぜ: 休眠期は樹液流動が少なく折れにくい。
- 実物
ヒメリンゴ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般細枝にアルミ線。1-2ヶ月で外す。
なぜ: 姫リンゴは枝が硬化しやすく、針金跡が残りやすい。
- 雑木
ヤマモミジ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般細い枝にアルミ線を巻く。1-2ヶ月で食い込み始めるため早めに外す。
なぜ: もみじの樹皮は薄く成長が早いため、針金跡が深く残りやすい。短期間で外すのが鉄則。
注意: 夏場の針金掛けは樹皮が活発に肥大して食い込みが早い。冬の休眠期が安全。
- 花物
サクラ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉後の休眠期にアルミ線でかける。早期に外す。
なぜ: 桜の樹皮は薄く食い込みやすい。休眠期で樹液流動少ない時期が安全。
- 実物
カキ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般落葉期にアルミ線で曲げる。1-2 ヶ月で確認。
なぜ: 柿の枝は硬化が早く、針金跡が残りやすい。短期間で外すこと。
- 松柏
トショウ
1月・2月・3月・10月・11月・12月 ・ 全般アルミ線・銅線で曲げる。樹皮丈夫で食い込み許容範囲広い。
なぜ: 杜松は樹皮が硬く、針金の食い込みが他樹種より緩やか。掛けやすい樹種。
- 雑木
トウカエデ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般細枝にアルミ線。1-2 ヶ月で食い込み始める。
なぜ: 唐楓は枝が硬化しやすく、針金跡が深く残る。短期間で外す。
- 松柏
エゾマツ
1月・2月・11月・12月 ・ 全般樹液の動きが鈍る冬場に枝を整える。アルミ線推奨。
なぜ: 春以降は樹皮が柔らかく、針金跡が残りやすい。