June ・ 夏
6月水無月
掲載 11 樹種のうち、6月に作業が発生する樹種ごとに分類して表示します。 作業種別 14 種 ・ 合計 147 項目。
- 松柏
クロマツ
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月 ・ 全般マツカレハ・マツノキバチ・葉枯れ病に対し、殺虫殺菌剤を散布。発生前の予防散布が効果的。
なぜ: 黒松は害虫病害が出やすく、特にマツカレハは葉を一晩で食害する。予防散布は発生後の駆除より低コスト。
- 松柏
ゴヨウマツ
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月 ・ 全般ハダニ・カイガラムシ・葉枯れ病に注意。殺虫殺菌剤を予防散布。
なぜ: 五葉松は乾燥地原産で過湿に弱く、葉枯れ病が出やすい。風通しを保つことも重要。
- 松柏
シンパク
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月 ・ 全般ハダニ・葉ダニ・赤星病に注意。風通しの悪い棚では月2回散布も検討。
なぜ: 真柏は密生する葉の内部で害虫が増殖しやすい。特にハダニは見つけにくく被害が広がりやすい。
- 花物
サツキ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般グンバイムシ・ハダニ・葉斑病に注意。特にグンバイムシは葉裏に発生し樹勢を著しく落とす。
なぜ: さつきはグンバイムシの被害が深刻で、放置すると葉が白くなり光合成できなくなる。葉裏を毎月チェック。
- 松柏
アカマツ
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月 ・ 全般マツカレハ・赤枯病に注意。予防散布が効果的。
なぜ: 赤松は赤枯病が出やすく、放置すると枝枯れを起こす。
- 雑木
ケヤキ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般アブラムシ・うどんこ病に注意。新葉時期はアブラムシが特に多い。
なぜ: 欅は新芽が柔らかくアブラムシの好物。放置すると芽が萎縮する。
- 花物
ウメ
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般うどんこ病・アブラムシ・カイガラムシに注意。冬の石灰硫黄合剤散布も有効。
なぜ: 梅はカイガラムシが付きやすく、放置すると枝枯れする。冬の薬剤散布で越冬卵を駆除。
- 花物
フジ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般アブラムシ・カイガラムシ・コガネムシに注意。
なぜ: 藤は新芽にアブラムシが付きやすい。コガネムシ幼虫は根を食害する。
- 実物
ヒメリンゴ
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般うどんこ病・赤星病・カイガラムシ・アブラムシに注意。
なぜ: 姫リンゴは病害虫が多く、放置すると葉が落ちて実が小さくなる。
- 実物
ピラカンサ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般アブラムシ・カイガラムシ・ハダニに注意。
なぜ: ピラカンサは密生して内部が湿りやすく、害虫が増えやすい。
- 雑木
ヤマモミジ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般アブラムシ・うどんこ病・カミキリムシに注意。新葉展開時はアブラムシ、梅雨はうどんこ病が出やすい。
なぜ: もみじは害虫病害が出やすく、特にアブラムシは新芽を吸汁して芽を萎縮させる。
- 花物
サクラ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般毛虫類(マイマイガ等)・アブラムシ・カイガラムシ・うどんこ病・すす病に注意。
なぜ: 桜は害虫・病害が出やすい樹種の代表。とくに毛虫類は一晩で葉を食い尽くす。
- 花物
ツバキ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般チャドクガに最大の警戒。毛に毒があり人体に皮膚炎を起こす。葉斑病・カイガラムシも注意。
なぜ: 椿はチャドクガの代表的な寄主。発生したら触らず薬剤で駆除する。
注意: チャドクガの抜け殻にも毒毛が残る。素手で触らない。
- 花物
ロウバイ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般うどんこ病・カイガラムシ・アブラムシに注意。
なぜ: 蝋梅はうどんこ病が出やすい。風通し改善も併用。
- 花物
ボケ
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般アブラムシ・赤星病・うどんこ病に注意。とくに赤星病は真柏との隔離も併用。
なぜ: 木瓜は赤星病の宿主交代相手。真柏と離して置場を分ける。
- 実物
カキ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般カイガラムシ・葉斑病・ヘタ虫(柿実食害虫)に注意。
なぜ: 柿はカイガラムシの被害が深刻。冬の石灰硫黄合剤散布で越冬卵を駆除。
- 松柏
トショウ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般ハダニ・赤星病・マツカレハ類に注意。
なぜ: 杜松は赤星病の宿主交代相手 (姫リンゴ等と同様)。離して置く。
- 雑木
トウカエデ
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般アブラムシ・うどんこ病・カイガラムシ・カミキリムシに注意。
なぜ: 唐楓はカミキリムシの食害を受けやすい。幹に小穴を見つけたら即対処。
- 松柏
エゾマツ
4月・5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般ハダニ・カイガラムシ・葉枯れ病の予防に殺虫殺菌剤を散布。
なぜ: 密生する針葉は害虫の温床になりやすい。
- 雑木
デショウジョウ
5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般うどんこ病・アブラムシの予防にダコニール等。
なぜ: 梅雨〜夏は病害虫が増える時期。
- 花物
コウバイ
4月・5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般アブラムシ・うどんこ病・縮葉病に対応。
なぜ: 梅はアブラムシが特に付きやすい。
- 花物
レンギョウ
5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般ハダニ・アブラムシの予防に。
なぜ: 風通しの悪い場所では特に発生しやすい。
- 実物
ロウヤガキ
5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般カイガラムシ・うどんこ病に対応。
なぜ: 実物は害虫が実を狙う。
- 実物
グミ
5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般アブラムシ・カイガラムシの予防に。
なぜ: 新芽にアブラムシが付きやすい。
- 雑木
イチョウ
5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般予防散布。
なぜ: イチョウは病害虫に強いが、密植時は念のため。
- 花物
チョウジュバイ
4月・5月・6月 ・ 全般うどんこ病・カイガラムシに注意。早期予防散布。
なぜ: 矮性品種で枝葉が密集するため、病害虫が一気に広がりやすい。
- 花物
ヤバイ
3月・4月・5月・6月 ・ 全般アブラムシ・うどんこ病に注意。芽吹き前と新葉展開時に予防散布。
なぜ: 梅はアブラムシが付きやすく、放置すると新芽が縮む。
- 実物
ベニシタン
4月・5月・6月 ・ 全般アブラムシ・うどんこ病の予防散布。
なぜ: 枝が密集するため病害虫が発生すると一気に広がる。
- 雑木
ツゲ
4月・5月・6月 ・ 全般ハマキムシ・ツゲノメイガに注意。早期予防散布。
なぜ: ツゲは特有の害虫に弱く、放置で葉が食害される。
- 花物
カイドウ
4月・5月・6月 ・ 全般アブラムシ・赤星病に注意。新葉展開時に予防散布。
なぜ: リンゴ科は病害虫が多く、放置で花付きと健康が損なわれる。
- 花物
ハナミズキ
5月・6月・7月 ・ 全般うどんこ病に注意。風通しを確保して予防。
なぜ: ハナミズキはうどんこ病に弱く、葉が白くなりやすい。
- 実物
ナンテン
5月・6月 ・ 全般カイガラムシ・うどんこ病に注意。
なぜ: 南天は乾燥に強い分、密植時はカイガラムシが付きやすい。
- 実物
ウメモドキ
5月・6月・7月 ・ 全般うどんこ病・カイガラムシの予防散布。
なぜ: 葉が密集する樹なので、通風不足で病害虫が広がりやすい。
- 松柏
クロマツ
通年 ・ 全般夏は1日2回(朝・夕)、春秋は1日1回、冬は2-3日に1回。表土が乾いたらたっぷり与えるのが基本。
なぜ: 黒松は乾燥に強いが、鉢植えは地植えより乾きやすい。水切れは葉先が黄変するサイン。
- 松柏
ゴヨウマツ
通年 ・ 全般黒松よりやや乾燥気味に管理。表土がよく乾いてからたっぷり与える。夏でも1日2回は不要なことが多い。
なぜ: 五葉松は過湿で根腐れしやすい。乾燥地原産の本来の生育環境を再現する。
- 松柏
シンパク
通年 ・ 全般夏は1日2回、春秋は1日1回、冬は2-3日に1回。表土が乾いたらたっぷり。
なぜ: 真柏は乾燥にも過湿にも比較的耐えるが、葉先が褐変したら水切れのサイン。
- 花物
サツキ
通年 ・ 全般鹿沼土は乾燥が早いため、夏は1日2回、開花期は花を傷めないよう株元から与える。
なぜ: 鹿沼土主体の用土は黒土より乾きやすい。水切れは蕾の落下・花持ち悪化に直結する。
- 松柏
アカマツ
通年 ・ 全般夏は1日2回、春秋は1日1回、冬は2-3日に1回。
なぜ: 赤松は乾燥に比較的強いが、水切れは葉先褐変のサイン。
- 雑木
ケヤキ
通年 ・ 全般夏は1日2回。葉焼け防止に半日陰管理。冬は2-3日に1回。
なぜ: 欅の葉は薄く、夏の直射と水切れに弱い。
- 花物
ウメ
通年 ・ 全般夏は1日2回、開花期は花を傷めないよう株元から与える。
なぜ: 梅は乾燥に強いが、開花期の水切れは花持ち悪化に直結する。
- 花物
フジ
通年 ・ 全般夏は1日2回、開花期は多めに。藤は水食い。
なぜ: 藤は地植えでは大量の水を吸う旺盛な性質。鉢植えは水切れに特に注意。
- 実物
ヒメリンゴ
通年 ・ 全般夏は1日2回、実成り期は多めに。冬は2-3日に1回。
なぜ: 実成り期の水切れは実の落下を招く。
- 実物
ピラカンサ
通年 ・ 全般夏は1日2回、冬は2-3日に1回。常緑なので冬も水切れに注意。
なぜ: 常緑樹は冬も葉から蒸散するので、完全な乾燥は避ける。
- 雑木
ヤマモミジ
通年 ・ 全般夏は1日2回、葉焼け防止に半日陰で管理。冬は2-3日に1回。
なぜ: もみじは水切れにも乾燥にも弱い。特に夏の直射日光は葉焼けを起こし紅葉が汚くなる。
注意: 真夏の昼間の水やりは葉焼けを助長する。朝夕の涼しい時間帯に与える。
- 花物
サクラ
通年 ・ 全般夏は1日2回。花期(開花中)は花を傷めないよう株元から控えめに。
なぜ: 桜は水を好むが、花期の上からの水やりは花持ちを悪くする。
- 花物
ツバキ
通年 ・ 全般夏は1日2回、半日陰で管理。冬は2-3日に1回。
なぜ: 椿は直射日光に弱く、強光で葉が傷む。半日陰管理が長寿の秘訣。
- 花物
ロウバイ
通年 ・ 全般夏は1日2回、開花期は花を傷めないよう株元から。
なぜ: 蝋梅は水を好む。乾燥は花持ちと樹勢に直撃。
- 花物
ボケ
通年 ・ 全般夏は1日2回、冬は2-3日に1回。
なぜ: 木瓜は乾燥に強いが、花期の水切れは花持ちに直撃。
- 実物
カキ
通年 ・ 全般夏は1日2回、実成り期は多めに。冬は2-3日に1回。
なぜ: 実成り期の水切れは実落ち・実の色付き悪化に直結。
- 松柏
トショウ
通年 ・ 全般夏は1日2回、表土が乾いてから。冬は2-3日に1回。
なぜ: 杜松は乾燥に強いが過湿で根腐れ。水はけと乾燥タイミングを守る。
- 雑木
トウカエデ
通年 ・ 全般夏は1日2回、葉焼け防止に半日陰で管理。冬は2-3日に1回。
なぜ: 唐楓ももみじ同様に葉焼けしやすい。夏の置場が紅葉の質を決める。
- 松柏
エゾマツ
通年 ・ 通年鉢土の表面が乾いたら底から流れるまでたっぷり。
なぜ: 松柏は乾燥に強いが、極端な水切れで葉が黄化する。
- 雑木
デショウジョウ
通年 ・ 通年もみじは水を好む。表土が乾く前にたっぷり与える。
なぜ: 水切れすると葉先が縮れ、紅葉も汚くなる。
- 花物
コウバイ
通年 ・ 通年梅は水切れに弱い。表土が乾いたら底からたっぷり。
なぜ: 水切れで花芽が落ちる。
- 花物
レンギョウ
通年 ・ 通年夏は朝晩2回。水好きの樹。
なぜ: 水切れすると葉が縮れる。
- 実物
ロウヤガキ
通年 ・ 通年結実期 (6-10月) は特に水切れ厳禁。
なぜ: 水切れすると実が落ちる。
- 実物
グミ
通年 ・ 通年結実期は水切れ厳禁。
なぜ: 水切れで実が落ちる。
- 雑木
イチョウ
通年 ・ 通年夏は朝晩、水をたっぷり。
なぜ: 葉数が多く蒸散量が大きい。
- 花物
アジサイ
5月・6月・7月・8月 ・ 全般夏は朝晩 2 回。葉が大きく蒸散が激しいので水切れに特に注意。
なぜ: アジサイ (漢字「紫陽花」)は読んで字のごとく水を欲しがる樹。水切れで一気に萎れる。
- 松柏
クロマツ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般固形油粕主体の有機肥料を鉢縁に置く。盛夏と厳冬期は休ませる。芽切り予定木は5-6月の肥料を多めに。
なぜ: 黒松は強健で肥料食いだが、夏の高温期は施肥が逆に弱らせる。芽切り前は十分な栄養を蓄えさせる必要がある。
- 松柏
ゴヨウマツ
3月・4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般黒松より薄めの有機肥料を施す。盛夏と厳冬期は休ませる。
なぜ: 五葉松は肥料を強くすると葉が長く伸びて樹姿が乱れる。少肥管理で短葉を維持する。
- 松柏
シンパク
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般固形有機肥料を鉢縁に置く。盛夏と厳冬期は休ませる。
なぜ: 真柏は強健で肥料食い。十分な肥培で枝数を増やし、樹冠の密度を高める。
- 松柏
アカマツ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般黒松より薄めの有機肥料を施す。
なぜ: 強肥にすると葉が長く伸びて優美さを損なう。少肥で短葉維持。
- 雑木
ケヤキ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般固形油粕。葉刈り前後と秋の元肥が特に重要。
なぜ: 葉刈り後の二番葉展開には肥料が必要。秋の蓄えで来年の枝伸びが決まる。
- 花物
フジ
5月・6月・9月・10月 ・ 全般花後の追肥(5-6月)と秋の元肥(9-10月)。リン酸多めの肥料。
なぜ: 藤は花後に消耗が大きく、即追肥が必要。秋の元肥が翌年の花付きを決定する。
- 実物
ヒメリンゴ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般固形油粕を多めに。リン酸・カリ強化で実成りを促進。
なぜ: 姫リンゴは肥料食い。十分な栄養で大きく色付いた実が成る。
- 雑木
ヤマモミジ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般固形油粕を鉢縁に置く。葉刈り前後と紅葉前(9-10月)は特に重要。
なぜ: 葉刈り後の二番葉展開には肥料が必要。秋の施肥は紅葉の発色を高める。
- 実物
カキ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般固形油粕に骨粉を混ぜて。リン酸・カリ強化で実成り促進。
なぜ: 柿は実物の中でも特に肥料食い。十分な栄養で実が大きく色付く。
- 松柏
トショウ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般固形油粕を中程度に。
なぜ: 杜松は肥料に応えるが過剰だと葉が長く伸びる。
- 雑木
トウカエデ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般固形油粕。葉刈り前後と紅葉前(9-10月)が重要。
なぜ: 葉刈り後の二番葉展開には肥料が必要。秋の施肥は紅葉発色を高める。
- 雑木
デショウジョウ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般春は窒素やや多めで葉色を作る。秋はリン酸補強。
なぜ: 夏 (7-8月) は休止、紅葉前は窒素を控えて発色を良くする。
- 雑木
イチョウ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般窒素多めで葉を作る。秋はリン酸・カリで紅葉を綺麗に。
なぜ: 葉数が多いので肥効が必要。
- 雑木
ニレケヤキ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般春から初夏、秋に固形油かすを月 1 回。盛夏は控える。
なぜ: 成長が旺盛で肥料食い。施肥不足だと葉色が悪くなる。
- 雑木
トネリコ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般春から初夏、秋に固形油かすを月 1 回。
なぜ: 成長が旺盛で施肥を欠かすと葉色が悪くなる。
- 実物
キンズ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般春から初夏、秋に固形油かす。リン酸を含む肥料も併用。
なぜ: 花・実の両方を養うため肥料消費が大きい。
- 雑木
イヌツゲ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般春から初夏、秋に固形油かすを月 1 回。
なぜ: 成長が旺盛で施肥不足だと葉色が悪くなる。
- 実物
ウメモドキ
4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般春から初夏、秋に固形油かす。リン酸を含む肥料も併用すると実付きが向上。
なぜ: 実をしっかり付けるため肥料消費が大きい。
- 松柏
シンパク
3月・4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般不要枝・忌み枝を整理。太枝はシャリ加工(枝の一部を白骨化)に転用できる。
なぜ: 真柏のシャリ・ジンは樹格を高める要素。剪定枝をそのまま捨てず、樹姿の演出に活かす発想が重要。
- 花物
サツキ
6月 ・ 中旬花後すぐに強剪定。樹冠から飛び出した枝を整理し、樹姿を整える。
なぜ: さつきは7-8月に来年の花芽を形成する。花芽分化前に剪定を完了させないと、来年花が咲かない。
注意: 7月以降の剪定は来年の花芽を切り落とす。剪定は『6月中旬まで』が鉄則。
- 実物
ピラカンサ
1月・2月・6月・12月 ・ 全般花後(6月)と冬(12-2月)に不要枝を整理。
なぜ: 花後の整理で実成り枝を確保、冬の整理で樹姿を整える。
- 花物
ボケ
1月・5月・6月・12月 ・ 全般花後 (5-6月) に徒長枝を切り戻し、冬 (12-1月) に短果枝の整理。
なぜ: 木瓜の花芽は短果枝に付く。徒長枝を抑えて短果枝化させることで翌年の花数が増える。
- 松柏
トショウ
3月・4月・5月・6月・9月・10月 ・ 全般不要枝・忌み枝を整理。太枝はシャリ加工に活用する発想で。
なぜ: 杜松はシャリ・ジンの素材として優秀。剪定枝を樹姿に活かす。
- 雑木
イソザンショウ
5月・6月 ・ 全般新芽が伸びすぎる前に芽摘み・剪定で樹形を整える。
なぜ: 節間を短く保ち、小品盆栽らしい繊細な枝ぶりを作るため。
- 松柏
ツヤマヒノキ
5月・6月・9月・10月 ・ 全般伸びた枝先を整える程度の軽剪定。強剪定は樹勢を著しく弱める。
なぜ: ツヤマヒノキは葉が密で内部が暗くなりやすく、軽い透かしを定期的に。
- 雑木
ニレケヤキ
4月・5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般新芽が固まるごとに枝先を 2-3 節残して切り戻す。
なぜ: ニレケヤキはどこから切っても芽を吹くので、こまめな刈り込みで密な小枝を作れる。
- 雑木
チリメンカズラ
5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般伸びた蔓を切り戻して樹形を保つ。仕立て方によっては支柱に巻きつかせる。
なぜ: 放置すると蔓が暴れて樹形が崩れる。こまめな整枝で密な姿を維持。
- 雑木
トネリコ
1月・2月・5月・6月・11月・12月 ・ 全般新緑期と落葉後に枝の整理。複葉の節を意識して切る。
なぜ: 節間が間延びしやすいので、こまめに切り戻して短く保つ。
- 花物
テイカカズラ
6月・7月 ・ 全般花後すぐに伸びた蔓を切り戻して樹形を整える。
なぜ: 翌年の花芽は新梢の節につくため、花後早めの剪定で翌年の花数を確保。
- 花物
チョウジュバイ
6月・7月・11月・12月 ・ 全般春花後と秋花後に伸びすぎた枝を切り戻す。
なぜ: 二季咲きなので、花後の剪定が翌花期の質を決める。
- 実物
キンシナンテン
4月・5月・6月 ・ 全般伸びすぎた茎を地際から切る or 短く切り詰める。
なぜ: 幹が分枝しにくいので、地際剪定で新しい茎の更新を促す。
- 実物
ベニシタン
3月・4月・6月・7月 ・ 全般花後と新緑後に伸びた枝を切り戻す。
なぜ: 枝の伸びが早いので、こまめな整枝で密な姿を保つ。
- 実物
キンズ
4月・5月・6月 ・ 全般花後・実後に伸びた徒長枝を切り戻す。
なぜ: 枝の整理で樹形を保ち、内部の通風と採光を確保。
- 雑木
イヌツゲ
4月・5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般伸びた新芽を 2-3 節残して切り戻す。刈り込みで自在に樹形が作れる。
なぜ: イヌツゲは強剪定耐性が極めて高く、こまめな刈り込みで密な樹冠を作れる。
- 雑木
ツゲ
5月・6月・9月 ・ 全般新緑期と秋に枝先を切り戻す。刈り込み耐性は高い。
なぜ: 緻密な葉性を保つには、こまめな剪定で枝の徒長を防ぐ。
- 松柏
シンパク
4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 ・ 全般伸びた新芽を指でつまんで摘み取る。葉を切ると切口が茶変するため、必ず指で摘む。
なぜ: 真柏は周年成長し、伸ばしっぱなしにすると樹形が崩れる。指摘みは切口が目立たず葉姿を保つ。
注意: ハサミで切ると切口が茶色く枯れて見栄えが落ちる。必ず指で摘む。
- 花物
ウメ
6月・7月 ・ 全般伸びすぎた新梢を 2-3 節で切り戻す。短果枝化を促す。
なぜ: 新梢の節間を詰めることで翌年の花芽が密に付く。
- 実物
ピラカンサ
4月・5月・6月・7月 ・ 全般伸びた新梢を 2-3 節で切り戻す。常緑なので随時手入れ。
なぜ: ピラカンサは旺盛で放置すると樹形が暴れる。
- 花物
サクラ
5月・6月 ・ 全般新梢が伸び始めたら 2-3 節で芯を摘む。
なぜ: 節間を詰めることで翌年の短果枝が密に付く。
- 花物
ロウバイ
5月・6月 ・ 全般伸びすぎた新梢を 2-3 節で摘む。
なぜ: 節間を詰めて短果枝を作る。
- 松柏
トショウ
5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般伸びた新梢を指でつまんで摘み取る。葉を切ると切口が茶変する。
なぜ: 杜松も真柏同様、ハサミ切りは切口が茶変して目立つ。指摘み必須。
注意: 針葉が硬く刺さって痛い。革手袋推奨。
- 松柏
エゾマツ
5月・6月 ・ 全般新芽が伸び切る前に、芽先を1/3-1/2 指で折り取る。
なぜ: 蝦夷松は芽切りでは弱る (五葉松同様)。芽摘みで節間を詰める。
- 花物
コウバイ
5月・6月 ・ 全般徒長してくる新芽を摘む。
なぜ: 節間を詰めて短果枝を増やす。
- 花物
レンギョウ
5月・6月 ・ 全般伸び始めた新芽を 2-3 葉残して摘む。
なぜ: 節間を詰めて、短い枝筋を増やし花付きを良くする。
- 実物
ロウヤガキ
5月・6月 ・ 全般新芽を 2-3 葉残して摘む。
なぜ: 節間を詰めて短果枝を増やす。
- 実物
グミ
5月・6月 ・ 全般新芽を 2-3 葉残して摘む。
なぜ: 節間を詰めて短果枝化を促す。
- 松柏
ヒノキ
5月・6月・7月・8月 ・ 全般伸びすぎた新芽を指先で軽くつまみ取り、樹形のシルエットを整える。
なぜ: ヒノキは芽吹きが旺盛で放置すると葉が混み合う。こまめな芽摘みで密な樹冠を作れる。
- 松柏
セッカヒノキ
5月・6月・7月 ・ 全般伸びた新芽を控えめに摘み取る。樹勢を見ながら最小限に。
なぜ: 矮性品種でただでさえ成長が遅いため、過度な切り戻しは樹勢を一気に落とす。
- 松柏
イトヒバ
5月・6月・7月・8月 ・ 全般伸びた葉先を軽く指でつまみ取り、樹冠のシルエットを整える。強剪定は避ける。
なぜ: イトヒバは枝の途中から芽を吹きにくいため、強剪定で内部の枯れ込みが起きやすい。
- 松柏
ハイビャクシン
5月・6月・7月・8月 ・ 全般伸びた枝先を指でつまみ取り、密な葉性を維持する。鋏で切ると切り口が茶色く変色するため指を使う。
なぜ: 真柏類は鋏切りで葉が傷つき変色しやすい。指摘みで自然な樹勢を保つ。
- 雑木
ケヤキ
5月・6月 ・ 全般全葉を葉柄残しでハサミで切り取る。2-3週間で二番葉が出る。
なぜ: 葉刈りで葉が小さくなり、樹冠内部の日照も確保される。
- 雑木
ヤマモミジ
6月 ・ 全般梅雨入り前後、全ての葉を葉柄を残してハサミで切り取る。2-3週間で二番葉が芽吹く。
なぜ: 葉刈りで二番葉を出させると葉が小さくなり、紅葉も鮮やかになる。樹冠内部の日照確保にもなる。
注意: 弱った樹・植え替え直後の樹には行わない。葉刈りは樹を消耗させるため、肥培管理が前提。
- 花物
サクラ
6月 ・ 全般梅雨入り前に全葉を葉柄残しで切り取る。2-3 週間で二番葉が出る。
なぜ: 二番葉は小さく、紅葉も鮮やかになる。樹冠内部の日照確保も。
注意: 桜は弱った樹に葉刈りすると致命的。十分な肥培と樹勢が前提。
- 雑木
トウカエデ
6月・7月 ・ 全般梅雨入り前後、全葉を葉柄残しで切り取る。2-3 週間で二番葉。
なぜ: 唐楓は葉刈り適性が高く、繰り返すことで葉が極端に小さくなる。盆栽の真骨頂。
注意: 弱った樹には行わない。十分な肥培管理が前提。
- 雑木
デショウジョウ
6月 ・ 下旬梅雨入り前後に全葉を葉柄残しで切除すると、秋に小ぶりな二番芽が出る。
なぜ: 繰り返すことで葉性が極端に小さくなり、秋の紅葉も精緻になる。
注意: 弱った樹には行わない。
- 雑木
イチョウ
6月 ・ 下旬梅雨入り前後に全葉を切り取る。秋に小ぶりな二番葉が出る。
なぜ: 葉性を小さく作るための重要な作業。
注意: 弱った樹には行わない。十分な肥培が前提。
- 雑木
イロハモミジ
6月 ・ 上旬新緑が落ち着いた頃、葉柄を残して葉身だけを切り取る。二番芽が出て、秋の紅葉時に小さく揃った葉が楽しめる。
なぜ: 葉を小型化し、夏の蒸れと葉焼けを軽減する。二番芽の葉は最初の葉より小さく、盆栽の小品サイズに合う。
- 雑木
シシガシラ
6月 ・ 上旬樹勢が十分な場合のみ、新緑後に葉刈り。葉が縮れる品種特性で過度な葉刈りは樹勢を落とすので注意。
なぜ: 二番芽で葉の小型化を狙うが、品種特性として葉数を保ったほうが樹勢が安定する。
- 雑木
ニレケヤキ
6月 ・ 上中旬新緑が落ち着いた頃に全葉を葉柄ごと切除。二番芽でさらに小さい葉が展開。
なぜ: 葉の小型化と通風確保。樹勢が強いのでハードな葉刈りも問題なく回復する。
- 雑木
ニオイカエデ
6月 ・ 上旬新緑が落ち着いた頃に葉を切り取って二番芽を促す。
なぜ: 葉の小型化と通風確保。
- 雑木
トネリコ
6月 ・ 上旬新緑後に葉刈り。複葉なので葉柄から落とす。
なぜ: 葉の小型化と二番葉での密度向上。
- 雑木
イヌツゲ
6月 ・ 全般樹勢が強い樹のみ、新葉が固まったら葉刈り。
なぜ: 二番芽で葉が更新され、密度が増す。
- 松柏
シンパク
3月・4月・5月・6月・9月・10月・11月 ・ 全般アルミ線または銅線で曲げ込む。真柏は枝が柔軟で曲げやすい。半年-1年で外して跡を確認。
なぜ: 真柏は針金の食い込みが比較的早いが、樹皮の修復力も高い。年に何度でも掛け直しが効くため樹形作りに柔軟。
- 花物
ウメ
5月・6月・7月・8月・9月 ・ 全般新梢がまだ柔らかい時期にアルミ線で曲げる。半年程度で外す。
なぜ: 花芽形成期(7-8月)前後に集中すると花芽を傷めるので、6月までか9月以降が安全。
- 実物
ピラカンサ
6月・7月・8月・9月 ・ 全般新梢が柔軟な夏期にアルミ線で曲げる。
なぜ: ピラカンサの枝は硬化が早く、夏の柔らかい時期が最適。
- 花物
ツバキ
5月・6月・9月・10月 ・ 全般アルミ線で枝を曲げる。樹皮が薄いので食い込み防止に早めに外す。
なぜ: 椿の枝は硬化が早く、長期間掛け続けると深い跡が残る。
- 花物
ロウバイ
6月・7月・8月・9月 ・ 全般新梢がまだ柔らかい時期にかける。半年で外す。
なぜ: 花芽形成期(8-9月)直前までに整える。花芽形成中の針金は花を傷める。
- 雑木
デショウジョウ
6月・7月・8月・9月 ・ 全般展開後で枝が落ち着いてから巻く。アルミ線推奨。
なぜ: もみじの樹皮は薄く、銅線では跡が深く残る。
- 花物
コウバイ
6月・7月・8月・9月 ・ 全般葉が落ち着いてから細い枝に。古枝は固いので避ける。
なぜ: 梅は古枝が固く折れやすい。若い枝の段階で整える。
- 花物
レンギョウ
6月・7月・8月・9月 ・ 全般枝が若く柔らかい時期に巻く。
なぜ: 古枝は固くなりやすく折れやすい。
- 花物
フジ
通年 ・ 全般絡まった蔓をほどき、樹形を整える。伸びすぎた蔓は支柱に巻く。
なぜ: 藤は放置すると蔓が暴れて樹形が乱れる。日常的な整理が必要。
- 花物
テイカカズラ
5月・6月 ・ 全般蔓を支柱や幹に巻きつけ、目指す形に誘引。
なぜ: 蔓性ゆえに支柱なしでは樹形が決まらない。
- 花物
オウバイ
5月・6月・7月・8月 ・ 全般伸びる蔓を誘引・整姿して樹形を決める。
なぜ: 放置すると暴れて樹形が崩れる。
- 実物
アケビ
5月・6月・7月・8月 ・ 全般支柱や枠に蔓を誘引して目指す樹形を作る。
なぜ: 蔓性ゆえに自立せず、誘引なしでは樹形が決まらない。
- 実物
ツルウメモドキ
5月・6月・7月 ・ 全般支柱や枠に蔓を誘引。
なぜ: 蔓性で自立しないため誘引が必須。
- 実物
ビナンカズラ
5月・6月・7月・8月 ・ 全般支柱や枠に蔓を誘引。
なぜ: 蔓性で自立しない。
- 松柏
クロマツ
6月・7月 ・ 中旬-下旬梅雨明け頃、その年に伸びた新梢を元から切り落とす。これにより二番芽が出て、短く詰まった葉になる。
なぜ: 黒松特有の短葉法。本来の葉長(8-10cm)を 2-3cm まで縮めることで、盆栽としての樹格・葉姿が向上する。
注意: 樹勢が弱い木・若木・植え替え直後の木には行わない。芽切りは樹を消耗させるため、肥培管理が前提。
- 松柏
アカマツ
6月・7月 ・ 中旬黒松より少し早めの時期に、新梢を元から切る。樹勢を見て弱い木はスキップ。
なぜ: 赤松の短葉化に有効だが、黒松ほど強い二番芽が出ないので慎重に。
注意: 若木や植え替え直後の木にはしない。秋以降に樹勢回復しない可能性。
- 松柏
ニシキマツ
6月 ・ 中下旬新芽 (蝋燭芽) を切り戻し、二番芽を促す。樹勢の弱い枝は切らずに残す。
なぜ: 黒松同様の芽切りで葉性を整えるが、錦松は二番芽の出が悪い枝もあるため見極めが重要。